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2007年06月30日

原子力エネルギー


今日は藤田さんのお誘いで六ヶ所村ラプソディーを観ました。

日本という国は
たくさんの問題を抱えているなぁと改めて考えさせられました。

六ヶ所村やその周辺の方々の苦悩が本当によくわかった。

国の政策で原子力エネルギー再処理施設が建てられ、新しい産業が発生する、雇用が促進され街が潤う。

しかし
施設で働く人たちの
ひばくは否めない。

周りで農業や漁業を営む人がブランド力低下を懸念するのもわかる。

なんと原子力発電所が
大気に微量だしている放射性物質の1年分を
この施設は1日で出すというのだ。

イギリスのセラフィールドという場所に再処理施設がある。この地域の子供たちの白血病の発症率は日本の10倍。海はかつて海水浴場だったのが魚や貝類の奇形が採れる死の海になってしまったそうだ。

何をこの施設で作ろうとしているのか?
それはプルトニウム。
プルトニウムは
スプーン一杯で人間の命、2000万人を奪える最悪な力をもっている。

映画の中で京都大学の助教授が語ってました。
あんな危険なものをエネルギーにしようというのがまちがいだと…

やまちゃんが
参加している地球温暖化防止活動推進委員の講師が言っていた言葉が思いだされる。

日本の電力の30%は原子力発電所でまかなっています。たった57基ですごい量の電力を発電しています。
化石エネルギーにたよらなく生きるためには、
原子力の開発も大切なこと…

こりゃ
困った。

今の世界は
四面楚歌、八方塞がり。

やっぱり
自給自足しかない。



Posted by 遠州ナビ山下隆宏 at 13:45│Comments(1)
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六ヶ所村ラプソディー一昨日の上映会に行ってきました。真実はあまりに知らされていません。
知るべきこと【ラボ便り】at 2007年07月03日 09:54
この記事へのコメント
ご来場ありがとうございました!
早速感想もアップして下さって嬉しいです。
3回トータルで359名もの方が観て下さいました。

映画会と同じ日、岩手県で再処理工場の稼動中止を求める新たな動きがありました。
以下貼り付けます。

asahi.com( 岩手版)http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706300004

核燃稼働に反対決議 宮古・重茂漁協
2007年06月30日

 宮古市の重茂漁協(伊藤隆一組合長、組合員604人)が、日本原燃の核燃再処理工場(青森県六ケ所村)の稼働に反対する決議をこのほど採択した。近く首都圏などの生協と連帯して署名活動を始めるほか、県漁連にも協力を要請していく方針だ。

 漁協自ら反対署名に乗り出すのは県内では珍しく、同漁協では「放射性物質の排出基準すら明確でない現状はおかしい。全国の生協とも連携し、200万人規模の署名を集め、首相に提出したい」(高坂菊太郎参事)としている。

 反対決議は、年内にも想定される本格稼働を前に、生産者としての意思を明確にする狙い。27日開いた総会で採択した。
再処理工場について、放射性物質を含んだ廃液による海洋汚染や水産物への影響、風評被害の懸念を指摘した上で、「漁業者の死活問題だ」などとしている。

 同漁協は、ワカメ、ウニなどが主力で、生活クラブ生協連合会(事務局・東京、会員29万6千人)などと取引があり、総会では、生協側からも連帯の意向が示された。同生協連の麻生純二常務理事は「消費者の立場から連帯していきたい」としている。
Posted by 藤田 at 2007年07月03日 01:24
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    コメント(1)