2010年04月14日
日々のコラム52 幸せの定義
今、生きている人間は
幸せになりたい
と思って生きている。
その「幸せ」の定義は
各々違う。
例えばオヤジやオフクロを喜ばそうと
旅行に連れて行って
美味しい料理を食べさせて
私が満足していても
両親は
「こんな贅沢しちゃいかん、お前の大切な従業員のご両親は、贅沢しちゃないだろう」
と言って自分の料金を支払う。
私が
両親に何とかご恩をかえそうと努力しても
なんだかんだ理由をつけては
肩透かしをするのだ。
親と子供の関係って
ずっとこうなのだろうな。
でも、オヤジとオフクロと嫁さんと息子
ワイワイ夕食を食べている時間に
私は幸せを感じる。
両親からいただいた命を次の世代に引き継ぐ
大切なことを伝えていく喜び。
命をつなぐ
という価値を
私は「幸せ」と感じる。
自分の生きざまを人に伝えきったとき
安らかな眠りが訪れるのだろう。
私の40年間の経験を
伝えていくという「幸せ」を
もっと深く噛みしめよう。
Posted by 遠州ナビ山下隆宏 at 23:12│Comments(0)
│山下隆宏日々のコラム