2010年03月16日
日々のコラム38 アメリカという国
久々に日々のコラムを書くことにした。
昨年の5月に書いたものが最後だから
10ヶ月ぶりの再開になる。
うちの大場がアメリカのことを書き
コメントも多く寄せられているので
私が思っているアメリカへの気持ちを綴ってみたい。
そもそもからいくと
ABCD包囲網をひき
日本を第二次世界大戦へ参戦させたことは
あの当時の国際情勢からみれば
当たり前のことなのかもしれない。
しかし、どこの国も植民地を所有しているような中
日本だけが悪い行為をしていたわけではないし
未来に対して日本が脅威という理由で計画的につぶしにくるあたり
今も昔も『流石』の戦略ではある。
日本の首相東条さんだって苦汁の決断だった。
なにせ石油を絶たれてしまったんだから…
パールハーバーのやり方
やらせで攻撃させアメリカ国民の戦う正当な理由を構築した。
イラク戦争
結局、攻め入った理由の核施設はみつからなかった。
911同時多発テロ。
この事件はショッキングだった。
亡くなった方は本当にかわいそうだ。
しかし、テロと戦う理由、イラクも含め中東全体が
敵だという意識は国民に強く刻まれただろう…
今回の一連のトヨタのリコール問題。
これも真相はどうなんだろ?
GMがつぶれたのは
ある意味トヨタの影響だと思われているだろうし
それによって沢山の人が職を失った。
アメリカ的な考えでいけば
これは『トヨタのテロ』ぐらいに位置づけたいのではないかと思う。
テロには報復するのが当たり前だもんね。
いやいや、しかしだ
アメリカのおかげで今の日本があるのだよ。
マッカーサーが来日して
今の国の基礎をつくってくれたんですよ。
確実にアメリカのおかげさまもあって
今の日本は平和な国なのです。
国防だって
アメリカ軍がいなければ
簡単にやられてしまいますよ、たぶん…
マッカーサーが残してくれた
憲法の前文はこうです。
■政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する
もう戦争はしませんという反省文が
わが国の憲法のいちばんはじめに書かされています。
戦争はしてはいけない。
それはそのとおりで絶対守ることだ。
しかし、国の憲法の前書きが
反省文ってのはどうだい。
よかったら他の国の憲法の前文を
読んでみてください。
Posted by 遠州ナビ山下隆宏 at 22:35│Comments(0)
│山下隆宏日々のコラム