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2009年10月26日

生きているだけでも価値がある

生きているだけでも価値がある

山崎豊子さん原作の
沈まぬ太陽を映画で観ました。

高度成長期の日本の企業の考え方や
官僚や政治家がどれだけ甘い汁をすってきたか?
そんなことがよく表現された映画でした。

会社の中でも
出世や愛人
自分の快楽のためにだけに動いている人間が得をし
まじめに全体の利益を考えて行動している人が損をする。
そんなまじめで実直な渡辺謙の役のような人…
そんな人が日本のブランドを支えてきたのだろうな。

愛人関係を築くのも
お互いが納得しているのならば基本的には自由だ。
特に女性がそれで納得しているのならば
それでいいのだろう。
愛人は愛人であって、多くのケースが
愛人を囲う男性の性のはけ口であって
ほとんどの場合その先の「妻」という立場まではすすめない。
社会的に大っぴらに受け入れられる存在ではない。
きっと最終的には愛人でいるという肩書きが
その女性の精神を蝕み
大きな事件を起こしてしまったりするのだろうな…

出世や金のためになら
なんでもする人間。これも性質が悪い。

金なんかは、暮らしていけるだけあればいい。

親父やお袋、そして嫁や子供たち…
健康で笑って生きていられればそれがいちばん。
観終わった後に、そう思える映画だった。


映画の最後の手紙の中で
渡辺謙が、
日航機墜落事故で家族全員を亡くした老人に
「あなたの悲しみに比べれば、私が会社や社会の中で味わう悲しみや怒りや理不尽なものは、たいした痛みではない。どんなにあなたの悲しみを理解しようとしても共有できるのもではない。」
と書いていた。

そうなんだよな。

ちょっとうまくいかないことがあったから
自分が面白くないからと自殺を考える人たち
この映画を観てください。

身内が死んでしまう悲しみほど
つらいものは他にたとえようがない。

親より早く亡くなる親不孝は絶対いけない。




私が中学3年生の8月12日
中体連の野球大会西部大会で入野中学に敗れ
家に帰って見たテレビのニュースで
日航機墜落事故を知った。

坂本九さんが亡くなった。

生き残った方で川上慶子さんという方がいた。
川上さんはその後看護婦になったと聞いたが
今はどのように生きておられるのか…


今でも私のライブのときに
坂本九さんの名曲をセレクトして唄う。


見上げてごらん夜の星を

僕らのように名もない星が

ささやかな幸せを祈ってる…




ささやかな幸せはそこらじゅうに転がっている。
それを拾い集めて
強くやさしく生きていこう。


そんな風に語りかけているもの語りでした。




Posted by 遠州ナビ山下隆宏 at 21:37│Comments(0)
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