
2007年11月09日
私は日本人です。
やまちゃんの独り言を聞いてください。

日本列島は南北三千キロにおよぶ細長い島国です。気候帯が様々で四季があり、植物、鳥類、動物の種類も多く、食物も豊富でさまざまな野菜や果物が手に入ります。しかも四方は海に囲まれ、地形は極めて変化があり、海の幸、山の幸、川の幸にも恵まれています。このような恵まれた自然のなかで育まれた日本独自の宗教が「神道」です。山には山の神が、海には海の神が、まさに八百万の神が自然に宿ると考え、自然をあるがままに受け止め、畏敬し、感謝し、自然に溶け込もうとする融合の考え方が基本にあり、分かち合う文化となって発展しました。そんな中で、民を代表して神に感謝をする儀式を行うものとして「天皇」が成立しました。こうして自然発生的に生まれた「神道」と「天皇」は日本人の心の支えになり、そんな「天皇」を亡きものにして取って代わろうと思うものはあらわれませんでした。栄華を誇った藤原氏も平家も、鎌倉幕府も秀吉も家康も、天皇家を滅ぼそうとは思いませんでした。それは二千年も昔から続く「天皇」が日本人の心の故郷であり、日本の伝統そのものだったからです。
1868年、今をさかのぼること140年前、明治政府が発足し、日本の近現代史の扉が開かれました。徳川幕府という250年に渡る武家支配制度を国力を落とさぬように大きな争いもなく、この革命は成立しました。この頃の世界情勢は力のある国が弱い国を統一し、そして利益を吸い上げるという不平等がまかり通る世の中でした。いち早く、日本の危機を察知した「愛国心」の強い者たち「坂本龍馬を中心とする維新の志士」や勝海舟が、この国を植民地にさせないために東奔西走ました。この「愛国心」「武士道」と言ったスピリットが現在の日本国の建国に繋がったと考えます。
そしてその後1941年には、世界を巻き込んで日本の運命を変えてしまう戦い「大東亜戦争」に突入していきます。1945年8月15日の昭和天皇が発した「終戦の詔」までに、310万人もの尊い日本国民の命が犠牲になりました。この戦いを期に、日本は敗戦国としてはじめて他国の支配下におかれ、他国から与えられた考え方を軸にして生活を営むことになります。
敗戦国として「極東軍事裁判」で裁かれた日本は、他国から押し付けられた憲法や教育基本法を考え方の中心に置くことになり戦後62年が過ぎました。押し付けられた意識には「日本人は一方的に悪いことをした」というものもありました。果たしてそうなのでしょうか?「家族や仲間、愛する人たちが住むこの国を守りたい」そんな純粋な気持ちで戦争に出征していった方も多かったと思います。高潔な武士道精神が溢れる生き様の方も多かったと思います。「武士道」とは、日本人の心に息づく「神道」と飛鳥時代に広まった「仏教」の教えを基本として、いつも武器を持ち歩いている武士がいかに刀を抜かないで解決することに意義があるかを説いたものです。新渡部稲造の著の中では「ヨーロッパ諸国が宗教で道徳を学ぶのに対し、日本人は武士道の道徳が浸透している」と書いています。道徳感がなければ、共和性に溢れる社会は築けません。
教育のことを考えるとき、私がいちばん大事だと思っていることは「共生・共存を考える日本人らしい道徳感をもつこと」です。若者も含め現代の日本人は、自信を失っていないでしょうか?今の日本にだって昔と変わらない良さが沢山溢れているのに、その素晴らしさに気付いていないだけなのではないでしょうか?もっと「日本」という国を目を見開いてしっかりと見つめてみるべきではないでしょうか?そのためには、この国の歩みを知らなければなりません。歴史の中にこそ、教育の基礎となる「道徳感」があるのです。
はぁ〜、すっきりした
Posted by 遠州ナビ山下隆宏 at 16:35│Comments(3)
この記事へのコメント
なげ~独り言だな・・・
いいんだよ一年かけて浸透させていけば
表向きはおりこうさんでいこうか?
だめ?・・・
いいんだよ一年かけて浸透させていけば
表向きはおりこうさんでいこうか?
だめ?・・・
Posted by シーモマータ~ at 2007年11月09日 17:55
わかっているさ~
わかっているのさ~
せっかく書いたのに
もったいないからあげとく…
わかっているのさ~
せっかく書いたのに
もったいないからあげとく…
Posted by 遠州ナビやまちゃん
at 2007年11月09日 19:20

日本人ならギターじゃなくて和楽器で演奏したら
Posted by 匿名 at 2007年11月09日 21:07