日々のコラム67 お千代小判
お千代小判という地域振興券が発行された。
11枚綴りで40000冊
ただ一回しか使わない振興券のために
印刷費が使われた。
しかも、
参加した600店で使用されたとすれば
各店で35万円程度。
利益率の低い小売り店では
12万円程度の利益。
これじゃスタッフ一人の
1ヶ月の給与もでない。
「いや、利用されるお店では、もっと利用されている」
と言われても
それは他所が本部の大型店だったりする…
市が負担した1800万円
木造駅舎保存のお金に回した方が
私は納得できた。
それと文房具屋で名刺カードを買って自前のコピー機で名刺を作るのにはお千代小判が使えて
遠州ナビで名刺を作るのにはお千代小判が使えないのか?
不思議だがね…
あとこの前
商工会議所で発刊した
「スイッチ」という報徳普及のための小冊子。
なんであんな高い紙で刷るのか?
普及させたいなら
安い紙で沢山刷ればいいのに…
普及が目的ではなくて
自分たちがカッコイイ冊子を作ったと自慢したいだけじゃないのか。
沢山刷らなきゃ効果はでない。
遠州ナビの発行人として
そう思います。
最後に
お千代のへそくりの「小判」は
夫の出世への足掛かりになったが
掛川の「お千代小判」はただ一過性のものである。
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