日々のコラム43 楽をしすぎてないか?

遠州ナビ山下隆宏

2010年03月28日 21:26



毎年5月に、掛川城三ノ丸広場で行われる
「戦国城下市」というイベントを知っているだろうか?


掛川の名産品や惣菜
様々なものを集めて「朝市」みたいなことをやっている。
ステージではライブや踊り
伝統芸能の披露などがあり
普通の別に工夫もないイベントだ。


少し工夫があるとしたら
戦国時代の「陣」のような幕を張っていることぐらい。

なかでモノを売っている人たちは
一生懸命良いものを売っているし
ステージ上で披露されるものも
すごく価値があると思う。

問題はあれを手配する企画屋さんに
300万円近くの予算が使われていることだ。


私は掛川青年会議所で「ザ朝市遠州春一番」を主催していたのでわかるが
街中の通りすべてを使用するあの事業でも
予算は100万円くらいしかかからない。

別に企画屋に出さなくても
JCやYEG、その他有志団体が力を合わせれば
あれぐらい、いやあれ以上のことを
もっと少ない予算でやりきると私は思う。

だいたい「戦国城下市」っていうネーミングが
掛川の街には合っていないと私は思う。


もっと未来の街づくりへつなげれるような
マスコミも注目し全国に発信できるような
そんなやり方をしなきゃ
300万円が勿体ない。



他の成功している街は
こういうことを
早いうちに未来を担う若手に考えさせた。


人生を長く生きてきた方が
「肩書き」をもてばいいさ。

若手に「想像」させて
そしてやがては「創造」につなげていかなけりゃ。

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