日々のコラム30 ご縁

遠州ナビ山下隆宏

2009年04月07日 09:17




「縁」を喜ぶ。

これは生きていく中でとても大切なことだ。
仏教的だが、人が生きていくということは
いつもこの「縁」がついてくる。

あなたが生まれたのは
お父さんとお母さんの出会いがあったから…
そしてその先には、おじいさんとおばあさんの…ずっと先の先祖へ

そして数学者の秋山教授が言うには
人がひとつの命として生まれてくる確立は
1億円の宝くじを100万回当てることよりも難しい。と語る。

あなたと私が出会うことは
たくさんの先祖を代表して会うこと、そして
1億円を100万回の奇跡を実現したということ…

このように考えると生きていることは、本当にありがたいことだ。

ペットボトルを飲むときも
自分より先の人の買われていたら、そのペットボトルを飲まない。
自分が手にとったからこそ
今、このペットボトルを飲んでいるわけで…
だからそんな瞬間も
「ペットボトルさん、俺のとこへきてよかったな~美味しくいただくからな~ありがとうね~」と
思う心が大切である。

モノと出会うのも、「縁」である。

ひとつひとつの出会い、すべての出会いは
「縁」である。


「縁」という文字はひと文字だと
「ことのはじまり」と読む。
その「縁」を良くするも悪くするも
あなた次第、自分次第。

今している仕事だって「縁」があってそこにいるわけで
その意味を理解して
せっかく携わるのならば
面白くなるように努力すれば
「縁」は「良縁」となるでしょう。

こころの持ちようひとつで
人生は楽しくなってくると思う。




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