原子力エネルギー
今日は藤田さんのお誘いで六ヶ所村ラプソディーを観ました。
日本という国は
たくさんの問題を抱えているなぁと改めて考えさせられました。
六ヶ所村やその周辺の方々の苦悩が本当によくわかった。
国の政策で原子力エネルギー再処理施設が建てられ、新しい産業が発生する、雇用が促進され街が潤う。
しかし
施設で働く人たちの
ひばくは否めない。
周りで農業や漁業を営む人がブランド力低下を懸念するのもわかる。
なんと原子力発電所が
大気に微量だしている放射性物質の1年分を
この施設は1日で出すというのだ。
イギリスのセラフィールドという場所に再処理施設がある。この地域の子供たちの白血病の発症率は日本の10倍。海はかつて海水浴場だったのが魚や貝類の奇形が採れる死の海になってしまったそうだ。
何をこの施設で作ろうとしているのか?
それはプルトニウム。
プルトニウムは
スプーン一杯で人間の命、2000万人を奪える最悪な力をもっている。
映画の中で京都大学の助教授が語ってました。
あんな危険なものをエネルギーにしようというのがまちがいだと…
やまちゃんが
参加している地球温暖化防止活動推進委員の講師が言っていた言葉が思いだされる。
日本の電力の30%は原子力発電所でまかなっています。たった57基ですごい量の電力を発電しています。
化石エネルギーにたよらなく生きるためには、
原子力の開発も大切なこと…
こりゃ
困った。
今の世界は
四面楚歌、八方塞がり。
やっぱり
自給自足しかない。