粋なエコ話
今、なぜエコ、エコ言ってるのか
説明をします。
地球の平均気温が最近100年の間に
0.75度あがってしまいました。
これは大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、一酸化炭素、メタン、フロン)が
増加してしまっているから起こっている問題。
地球の気温は太陽から届く熱によって
生物が存在できるちょうどよい温度に保たれています。
ただすべての熱がとどまるのではなく
99.7%は宇宙に放出されています。
0.3%の熱を何が留まらせる役割をしているのか?
それは温室効果ガスなのです。
ただ二酸化炭素が増え過ぎて
余分に太陽の熱が留まるようになってしまいました。
だから平均気温は上昇していきます。
100年後には
最高で今よりも 6.4度
最低でも 1.1度上昇します。
地球は今まで、一定の平均気温を保ってきました。
人間の体温が平熱36度なのと似ています。
1度あがって37度の体温になれば、熱があり具合が悪くなります。
6度あがって42度の体温になれば死にます。
6.4度平均気温があがるということは
地球は100年後に死ぬという予想が発表されたのと同じです。
どうすれば地球が死なずにすむのか?
世界の二酸化炭素排出量を自然が吸収できる量まで
落とさなければなりません。
265億トンを130億トン以下に…
全世界で50%の削減が必要です。
京都議定書で定められた日本の削減値
6%の削減(チームマイナス6%とはその意味)
1997年にこれが宣言されて
来年2008〜2012年の4年間でこれを達成しなければいけません。
なのに基準年1990年よりも日本は
7.8%排出量が増えているのです。
ということは
14.8%の削減をしなければウソツキ日本になります。
どうしたら減るのか?
みんなの努力しか最善な手立てはありません。
取り敢えず
6月22日の20〜22時の間、電器を消してみますか。
まず、やってみることが大事ですよね。
無力はいつまでたっても0点
微力は毎回少しずつ加算されていきます。
あなたの家の灯りをキャンドルにして
未来の子供たちのこと…動物たちのこと…美しい自然のこと
語り合ってみませんか?
やまちゃんは、ひぐらしいます。
地球温暖化防止活動推進委員として
ご説明差し上げますよ。