環境資源ギャラリー

遠州ナビ山下隆宏

2007年04月27日 12:48


環境資源ギャラリーの戸塚美樹さんに案内をしてもらいました。

 環境資源ギャラリーは、循環型社会形成推進基本法の基本原則
 ①再利用 ②再生利用 ③熱回収
 にのっとって処理を行う掛川市と菊川市の施設です。
 リサイクルプラザを併設することにより、不燃ごみや粗大ごみを処理し資源として
 活用できるものはすべて資源化し、資源化できなかったものは、埋立場の負荷を
 極力減らす為に焼却します。また、焼却灰はスラグ化し建設資材に活用するととも
 に、ごみ発電を行い熱回収をする計画です。
 その為の5つの基本方針は以下のとおりです。
  (1)万全な環境対策を図る。
  (2)資源リサイクルを徹底した施設とする。
  (3)溶融物の資源化(スラグの利活用)を図る。
  (4)ごみ処理施設の各設備の信頼性を確保する。
  (5)ごみ処理コストの低減を図る。

このスラグは、まだ利用されてはいないのですが
2008年から本格使途が決まっているとのことです。


↑特別に燃えるゴミの回収されたコーナーへ入らせてもらったのですが
生ゴミがまじっていて臭くて何秒もいられませんでした。
鼻にキ〜ンときた…
この燃やしたゴミがスラグという建設資材にかわるのだ!


↑ゴミを燃やすときでる熱のエネルギーを利用して
自家発電も行っている。
約半分の電力は自家発電でまかなえる。
1年間の電力料金でいうと何億円にもなるそう…


容器包装博物館で環境問題を学べます。


容器の歴史がわかるようになっている


各容器ごとに、どれが地球に優しい容器かグラフにしてます


各容器の制作コストが表示されている。
ペットボトルが47円には驚き…


季節の野菜を食することがエコにつながることを提示
ハウスなどの電力を使わなくなるから…


家庭の電化製品がでどれだけ電力がかかるか表示
滞留電力、ようするにコンセントをもとから抜く
だけでも、かなりエコにつながるらしい。
平均すると各家庭で1年間に10000円は
滞留電器料金を損しているとか…


実際、来館した子供達の感想です。


皆で取り組まなければならない
地球環境問題。
まず、ゴミの削減からはじめてみませんか?

ひとりあたりのゴミの排出量が少ない
県下ナンバー1は菊川市
県下ナンバー2は掛川市

これは素晴らしい事実だ。

ゴミ削減運動を声を大にして唱え
そしてリーダーになれるのは、この地域である。

そのための4原則を環境資源ギャラリーで提示しています。

①いらないものをもらわない
②ごみを出さない
③再使用する(くり返し使う)
④再利用する(資源にする)

これを実践したいものです。

環境資源ギャラリー (掛川市・菊川市衛生施設組合)
〒436-0011 静岡県掛川市満水2319
TEL : 0537-23-2273 FAX : 0537-23-2274 .