くるみ

遠州ナビ山下隆宏

2007年01月29日 01:39

ねぇ くるみ
時間がなにもかも
洗い連れ去ってくれれば
生きることは実にたやすい
ねぇ くるみ
あれからは一度も
涙は流してないよ
本気で笑うことも少ない

どこかでかけ違えてきて
気が付けばひとつ余ったボタン
同じようにして誰かが
もてあましたボタンホールに
出会うことで意味ができたならいい
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわす度
迷いもするだろうけど。


幸福な食卓の主題歌
桜井さんが書いた、くるみ。
時間がたてば気持ちの整理もつき取り乱すこともなくなるけど、記憶の片隅にいろいろな言葉や仕草が残っていて、なんだか寂しい心もちになる。
もてあましたボタンホール、離婚を経験した人は、こんな心境だろう。
人は、死にむかって生きている。ウソつきの僕がひとつだけ、必ずといえること。
それは、死ぬということ。

だから出会いは
別れのへのカウントダウン。
でもね、
そんな簡単なもんじゃなくて
ものすごく大切なことなんだ。
誰を選んで
誰といるのか。

どの仕事を選び
どの会社にいるか。

僕が選んだ友達や
仲間たちは
素敵なやつらだ。

例え別れたとしても、
出会えてよかったと思う。
無駄な出会いなどない。

今の僕があるのは
出会ったすべてのみなさんの
優しさのおかげε=┏( ・_・)┛

ありがとう。