さよなら、村田直樹
居酒屋 菜のはな の料理長、村田直樹さんが
ご自分で命を絶たれました。
2006年6月28日午後4時頃のできごとです。
なぜ、自分で… まったくわかりません。
私は、村田さんの飲み友だちでした。
1ヶ月に15日ぐらいは「ひぐらし」で語っていました。
阪神タイガースのこと
ワールドカップのこと
プロレスのこと
美味しい料理の話
わたしの悩みのこと
あれ、村田さんの悩みって、なんだっけ?
彼は、愚痴を言いませんでした。
なんか、私ばかりが、相談して、癒してもらっていたのかも…
村田さんが描いた絵です
愛車の「ぽっぽっポルシェ」
村田さんが遠州ナビのために企画した「阪神タイガースツアー」
9月発売予定の遠州ナビ別冊の掲載するはずだった「まぐろの春巻き」
残念でなりません。
本当にやさしい人だった。
★最後に私から村田さんへ送る言葉を★
約束したことが、ひとつも果たされていません。
「村田組」という草野球チームを作って、村田さんが監督になる話。
強いチームにして欽ちゃんのチームとエキシビジョンマッチを
掛川球場でやろうと言っていました。
独立開業して菊川に居酒屋をオープンする話。
バリに旅行に行く話。
私のライブを聴きにきてくれる話。
年をとったら森町の奥にペンションを建てて観光農園をする話。
いつか村田さんが、村田さんの子供と酒を飲む話…
なんでこうなったのか考えても、答えはでません。
決定的な理由がみつかりません。あんなにご両親を大切にしていた村田さんが
こんなことになるとは… 現実が理解できません。
やさしい人だった。仕事に誠実な人だった。
ユーモア溢れる人だった。才能がある人だった。
私は、もう少し、人間として生きてみようと思います。
天国であなたに出会ったとき、「結構、楽しかったぜ!」
って、自慢できるように。
最後に
ありがとう、村田さん。寂しいとき、つきあってくれて。
あなたに会えて、本当によかった。 さようなら。